野球も仕事も子育てもみんな同じ!お悩み解決の実践マネジメント!

野球、仕事、家庭などの身近な実体験から学ぶマネジメント

野球は全てに理由がある

こんにちは、さるぽん🐵です。

今回のテーマは、野球は全てに理由があるです。

本来、野球は、相手より1点でも多く点を取れば勝ち、少なければ負けという単純なスポーツです。私が小学生の頃は、1点でも多く点を取るために、自分で考え、隙あらば次の塁を狙ってノーサインで盗塁したものです。

一方、最近の少年野球はレベルが高く、難しくなっている様に感じます。選手はこの難しさに付いていけているのでしょうか?野球を嫌いになる子がいないか心配になることがあります。

やはり、監督コーチは、選手に対し、わかりやすく丁寧に説明することが不可欠でしょう。

 では、わかりやすくとはどういう事でしょう?私は次のことを意識して、指導しています。

・論理的に伝える

・繰り返し説明する

 

【論理的に伝える】

論理的=筋道を立てて考える

つまり、そのアドバイスの目的が何か、その方法が何かを筋道立てて、説明することだと思います。

監督コーチが、選手に、🦧「○○しろ!」「なんで○○しないんだー!」と怒鳴るシーンをよく目撃します。これは、論理的ではないですね。

ちゃんと理解していない選手に対し、、頭ごなしに怒鳴ってしまっては、選手がかわいそうです。

野球のプレーには、全て理由があるので、論理的に説明できます。

例えば、次の様な感じです。

🦧「フライを打つな!転がせ!」→🐵「フライだと、一回取られたらアウト!転がしたら、①取って、②投げて、③取る、の3つを成功させないとアウトにならない、だから転がすんだよ!」

転がした方が、出塁率が上がりそう!だったら、しっかり転がそう!ってなりそうですよね(転がす打ち方は、別途、指導が必要)?

ランナー1,2塁での一塁手に、🦧「ベースに付くな!守備をしろ!」→🐵「ランナーが2塁にいるから盗塁はされない、だから、守備を優先し、定位置で守ろう!」

じゃあ、2塁にランナーがいない時は、盗塁されるかもしれないから、ベースに付いておこう!

ってなりそうですよね?しっかり、論理的に説明できます。

でも、1度説明して、理解してくれたら、苦労しません。そこで、繰り返し説明する事が必要なのだと思います。

 

【繰り返し説明する】

俗に、「言う」と「伝える(説明する)」は、大きく異なると言われます。

「伝える」とは、相手がいて、その相手が、お願いしたい事を理解できた時、伝わったとなります。理解されない状態は、ただ、言っただけで、伝える側の任務は完了していません。

つまり、理解してもらえていないのは、伝える側の責任なのです。

そこで、相手が理解するまで、繰り返し、辛抱強く説明を繰り返します。その際、相手の理解力を見ながら、手本を見せるなどの工夫も取り入れます。

 

【最後に一言】

以上の事を意識して指導した後、最後にとても大事なことが残っています。

それは、アドバイスのポイントの整理です。

最大でも3つに絞り、「一つ目は・・・、二つ目は・・・」というように、双方で確認します。そして、その中で、手始めに、一つだけ確実にできるのとを決め、実行します。それができるようになったら、次!と言うように、一歩一歩、地道に階段を登りましょう。

これらができるのは、野球は全てに理由があるからです。指導者は、野球の知識を増やすことはもちろん、論理的にかつ相手のレベルに合わせた指導をお願いしたいところです。

これは、仕事でも全く同じです。以前は、🦧「同じ事を何度も聞くな!」でしたが、今は違います。伝わらなくて、責任を取るのは我々マネージャーです。自分のためにも、論理的に、そして繰り返し、理解するまで、辛抱強く頑張っていきましょう。

 

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学童野球の主役

こんにちは、さるぽん🐵です。

今回は、学童野球の主役についてです。少年野球には、選手、選手の父母、監督、コーチ、審判と、関わる人が多くいます。
仕事でも、社長、管理職、社員、株主などなど、たくさんの方々が関わっています。
では、この中で主役は誰なのでしょう?
「主役は選手でしょ」と言うのが一般的な意見だと思います。まず、それは、正解だと思います。一方で、私の答えは「関わる人みんなが主役であり、脇役である」です。

今回は、選手とその他に分けて、お話させていただきます。

その前に、主役の意味の確認です。

【主役とは?】

辞書では、以下のように説明されています。

1 劇・映画などの主人公の役。また、それを演じる人。
2 ある事柄における主要な役割・役目。また、それをつとめる人。

【選手みんなが主役になれる】

当然、主役の筆頭が選手です。特に、投手が一番目立ちますね。打者も注目の的ですね。では、なかなかボールが飛んでこない外野手、控えの選手は、主役になれないのでしょうか?私はなれると思っています。その方法はいろいろありますが、私が一番意識しているのが、誰よりも大きな声を出すです。

 【誰よりも大きな声を出す】

ベンチにいる選手には、大きな声で監督コーチの指示を伝えてもらっています。これは、主要な役割であり、主役になれるチャンスです。そして、大きな声が聞こえたら、皆さん、そっちの方を見ますよね?その瞬間、その選手はスポットライトを浴びることになります。私は、その主役になった瞬間を逃さず、「良い声だねー!ありがとー!」と、主役に負けないくらいの声で褒めます。そうです、近くで見ているご両親に聞こえる様にです。

さらに、チャンスの場面で、

🐵今だよ!ここで声出さなくて、いつ出すの?

とベンチのメンバーの背中を押し、みんなで声を枯らして応援します。

結果、点が入ったら大盛り上がりで注目の的となり、ヒットを打った選手🐶だけでなく、ベンチのメンバーみんなにスポットライトが当たります。試合後の反省会では

🐵(ヒットを打った🐶を褒めた後)ベンチが盛り上がり、🐶を勇気付けたことがヒットに繋がった、つまり、みんなのヒットだったと思います。

と伝えると、ベンチのメンバーも、ご両親達も嬉しそうでした。

【選手以外の関係者の皆様】

次に、監督コーチ、審判、父母の皆様についてです。

私自身は、常に、主役は選手!と思いながら活動しています。選手の笑顔、成長は、コーチ、父母にとって最高のプレゼントです。

一方で、コーチをやってみて、チームに自分の子供がいない監督が、平日に試合の調整など、週末以外にもチームのために多くの時間を費やしている事を知りました。選手、父母の皆さんは、その事を知り、監督に敬意を表していただき、少しでも主役になれる時間を作っていただきたいと思っています。

父母について、特にお母さん方は、お弁当、洗濯と脇役に徹し、頑張っています。選手は、良いプレーをし、最高のプレゼントを贈ってほしいものです。更には、感謝の気持ちを言葉で伝えて、お母さん方も主役になれる時間があると良いと思います。

 【最後に一言】

今回は、少年野球の主役について、実体験で感じた事を紹介しました。

選手は、試合に出ていなくても、どのポジションでも主役になれます。それは考え方次第です。その事を監督コーチは、選手に伝えていただきたいです。そして、ベンチにいる選手にも、主要な役割を与えてください。

選手、監督コーチ、父母は、それぞれが一生懸命です。知らないところでも頑張っています。相手の立場になって考え、相手を尊重、つまりは相手が主役であるという意識で接してみてください。関係する人たちとの関係が円滑になります。

職場、家庭も同じです。是非、相手の立場、気持ちを考えてみてください。

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息子のレギュラー獲得作戦

こんにちは、さるぽんです🐵

今回は、息子が小学5年生の時のお話で、少年野球チームで、どうやってレギュラーになるか?についてです。
小学3年生の終わり頃に野球を始め、野球歴も短く、足も速くなく、肩も強くなく、体も小さい息子がレギュラーになるというなかなか難しいチャレンジです。そこで意識したのが、マーケティングの3C分析です。

【3C分析とは】

ビジネス環境を分析するマーケティングフレームワークのことで、以下の頭文字を取って3C分析と言われます。

・Consumer  顧客:顧客のニーズ
・Competitor  競合:競合他社の強みや弱み
・Company  自社:自社の強みや弱み

この3C分析を用いて、重要成功要因(KSF)を抽出し、これを戦略に活かすことが、目標達成に効果的だと言われています。

この3C分析を、息子のレギュラー獲得作戦に活用したので、ご紹介します。

【目標設定】

目標は、もちろん、レギュラーになることです。目標には、期限が必要ですので、春の大会が終わるまでに、と設定しました。

【Consumer  顧客】

顧客のニーズについてです。ここでは、顧客とは、チームであり、監督であると定義しました。

チーム事情を見てみると、少年野球でありがちな、試合中にボールが飛んでくる回数の少ないセカンド、外野の層が薄いことがわかりました。また、セカンドは打球の処理機会は少ないのですが、休む暇がないくらい動き回る、実は難しいポジションであり、監督が満足する動きができる選手は多くはいません。

【Competitor  競合】

競合の強みや弱みについてです。では、競合は、誰になるのでしょう。

バッテリー、ファースト、サード、ショートはレベルが高い。外野も2人まではほぼ確定。となると、セカンドと外野の一枠を狙うこととなり、その時点でこれらのポジションを守っていた6年生が、競合になります。

外野の🦊さん:守備範囲は狭いが、打撃は非凡なものを感じる。

セカンドの🐭さん:俊足だが、守備の動きに苦戦している。また、緊張するので、試合に出たくないと言っていた。

という状況でした。

【Company  自社】

自社の強みや弱みについてですが、自社=息子🐵です。まず、🐵の強みを探しました。走攻守いずれも普通であり、探すのに苦労しましたが、一つだけありました。野球バカという強みです。普段、野球の本を読みあさり、家族のもう一人の野球バカである私とひたすら野球の話をしていました。他の親に聞いてみると、家に野球の本なんてないし、家ではゲームばかりで野球の話もほとんどしないそうなのです。そういう目線で練習、試合を見てみますと、ベンチワーク、ランナーコーチでも、🐵が野球をよく知っているのが伝わってきました。

【分析結果】

顧客(チーム)のニーズ:外野、セカンドの層を厚くしたい。セカンドの守備は難しい。

競合(セカンドを守る🐭)の強みや弱み:俊足だが、セカンドの守備の動きに苦戦している。

自社(🐵)の強みや弱み:強みは、野球バカで、野球を良く知っている。弱みは、走攻守で特徴がない。

この分析から、層が薄く、🐭が苦労しているセカンドの守備を、野球の知識は豊富な🐵は対応できそうということが見えてきました。

そこで、目標を、春の大会が終わるまでにセカンドのレギュラーになると再設定しました。さらに、KSFは、セカンドの守備です。

※初めから、セカンドありきだったのでは?と感じた方もいると思いますが、気のせいです💦

 

ここまで決まれば、後は実行あるのみです。練習、試合の後、家に帰ってから、家の前でキャッチボールしながら、その日の反省をし、疑問をクリアにし、出来なかったプレーを練習することを、毎週毎週繰り返しました。セカンドの守備も板につき、少しずつ、出場機会も増え、春の大会の終わり頃には、目標通り、レギュラーと言っても良いところまでになることができました。

【最後に一言】

3C分析を活用した息子のレギュラー獲得作戦を紹介しました。今回は、簡潔に記載しましたが、3C分析は本来もっと奥の深いもので、それは使い方次第です。色々なシーンで使えますので、難しく考えず、是非試していただきたいです。

🐵も中学2年生となり、(本人は無意識のうちに3C分析を活用し)正捕手の座を奪取しました。

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挨拶の威力について

こんにちは、さるぽん🐵です。

今回は、挨拶の威力についてです!

野球の指導者の皆さんは、子供達に一度は「挨拶をしっかりやりなさい」「挨拶は礼儀だ!」と言ったことがあると思います。その直後は、当然、言われた通りに挨拶しますが、継続できていますか?おそらくは、毎回毎回、同じことを言い続けているのではありませんか?管理職のみなさんも、それに近い経験をされたことがあると思います。

言われた方は、挨拶しなければならないことに納得していないでしょうし、挨拶の威力を知らないのでしょう。

挨拶には次の様な威力があります。

・仲間、味方が増える

・怒りを和らげる

・苦手な相手を克服できる

これらについて、実体験を紹介します。

【仲間、味方が増える】

これは、実体験を語るほどのことではないですかね。

私には、2人の子供がいます。その2人には、小さい頃から、挨拶を徹底させており、比較的、ちゃんとやっている様です。おかげで、ご近所さんとも良好な関係を築けており、野球をやっている2人を応援してくださっていると時々耳にします。

【怒りを和らげる】

仕事中、工場の現場から電話がかかってくることがあるのですが、大抵の場合、緊急の要件で、電話の主もイライラしています。

🐵はい、さるぽんです

😾製造の○○だ💢

🐵(やばい、すげー怒ってる、まずは明るい声で挨拶だ!)おはようございます!どうされました???

😾お、おはよう・・・(本題)

という感じで、明るい挨拶という先制攻撃によって、電話をかけてきた勢いを緩めることができ、少なくとも怒鳴られることはなくなり、冷静に話をすることができるようになりました。

※挨拶以前に、怒られないようにしましょう!

この話を聞いて、明るい挨拶を実践したグループのメンバーから、「挨拶しまくってたら、製造課の人から、声をかけてくれるようになりました!」と報告がありました。彼女は、挨拶の威力を実感でき、今後も継続してくれることでしょう。

【苦手な相手を克服できる】

息子が小学生の時の話です。家の前で、息子が野球の練習をしていたところ、犬の散歩をしていた年配の女性から、こんな事を言われたようです。

🐶こんなところで野球なんて何考えているの!近所迷惑よ!

さらに、わたしと息子とでキャッチボールをしていたら、

🐶またやってる。子が子なら、親も親よね!

と・・・。(公道でのキャッチボールの良し悪しについての議論は避けますが)車も人通りも少ない家の前で、迷惑をかけない事を再確認した上で、息子と色々話し合いました。結果、「まずは文句を言われる前に、挨拶をしてみよう」という事になりました。

挨拶を続けた数週間後・・・文句を言われることもなくなり、更には、遠くから見ていたその女性から、話しかけられました。

🐶あらー、息子さんが上手なのは、お父さんが上手だからなのねー

と・・・。これってすごいことですよね。息子は、この体験以降、これまで以上に挨拶をしっかりする様になったようです。

 

【最後に一言】

当たり前すぎる事に対して「なぜ?」と問われると、困ることがあると思います。今回は、その当たり前である挨拶の威力について、実体験をもとに言語化してみました。「確かに!」と思っていただけたと思います。この事を子供達、チームのメンバーに伝え、どなたでのできる挨拶を、是非実践して頂きたいです。必ず、みなさんのマネジメントにも役立ちます。

その際、まず、ご本人が手本を見せましょう。そして、実践する子供達には、「挨拶をしましょう」ではなく、何故挨拶した方が良いのか(手段ではなく目的)を、わかりやすく伝えてあげることが大切だと思います。

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ご挨拶

はじめまして、さるぽんです🐵

数年前から、週末は少年野球のコーチ、平日は管理職となり、マネジメントとは何なのか?と日々、自問自答を繰り返しています。

【記事の内容】

このブログでは、野球、仕事、更には家庭の身近な出来事、実体験から学んだ、感じたマネジメントを紹介していきます。

マネジメント= 組織の成果をあげるための道具、機能、機関 と言われています。これだけを読むと、難しく考えてしまいそうですが、大上段に構えず、わかりやすくお話します。また、マネジメントを広義に捉えていますので、「マネジメントと関係があるのか?」という内容もあると思いますが、ご容赦ください🙇🏻‍♂️

でも、お読みいただいた方が、「確かに!」「試してみよう!」と思っていただける様な内容になると思います。

【読んでいただきたい方】

・管理職になりたての方
・スポーツなどの監督、コーチ

・子育て中のお父さんお母さん
・単なる野球好き

【最後に一言】

みなさんも、同じ様な悩みを何となく抱えているはずで、それを言語化する事で、解決の糸口が見つかります。このブログは、そんな悩みを解決するきっかけになるはずです。

では、よろしくお願いします。 

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